猫らしい猫
ちゃ子は近所の庭で4匹の兄弟たちと一緒に鳴いているところを保護しました。兄弟の中で目立って好奇心旺盛で独立心が強く賢い猫でした。
ツヤツヤの毛並み、潔癖で抱っこが大嫌い。抱き上げると爪で引っかかれます。
プライドが高そうで度胸もあって、タイミングの悪い時に甘えてきて、ツンデレの猫のイメージそのままのような猫だったちゃ子。
さぶろーたち4匹の中で一番長生きしそうだと思っていたのですが、14才で甲状腺機能亢進症で亡くなりました。
人間からみたらワガママで気まぐれに見えたちゃ子は
猫同士の仲をとりもっていた事にちゃ子がいなくなってから気がつきました。
のんちゃんとの姉妹の関係、さぶろーを慕っていつも側にいたちゃ子。
(たろーのことは嫌っていたな・・・)
さぶろーとちゃ子、のん子は3匹一緒のようでその関係の中心はちゃ子だったのです。
ちゃ子がいなくなってから、さぶろーとのんちゃんの仲もギクシャクしてしまい、
猫同士が仲良く寝ている様子は見られなくなってしまいました。
ちゃ子の存在の大きさ、唯一無二の個性的な猫だったこと、
失ってから気がつくことが多く、今、もし側にちゃ子がいたら・・・と後悔ばかりです。
私にはちゃ子が猫でいることが不満にみえました。
外へ自由に出られない、人間が食べる美味しそうなご飯を食べられない、
人間のことをジッと観察していて小さい頭の中で何を考えていたのか・・・
次は人間に生まれ変わっておいで、きっとちゃ子はバリバリのキャリアウーマンになるよ。と、お別れしました。
タオルとか置いてたらすぐ自分の場所にしちゃう、ちゃ子
ちゃ子がコッチ見てる!パシャリ。
アップにすると目をそらす・・・
この感じがちゃ子っぽくて、好きな写真。
面白い猫なのだ。